山岸涼子さんの「舞姫-テレプシコーラ」
以前、第一巻だけは見本の置いてある本屋で読んで、これはちょっとな? なエピソードに続きを読むのを躊躇していたのですが。 春頃だったかな、全巻揃っていた古本屋で拾い読みして以来、気になって気になって……。 とはいえ、えいっと買ってしまうには冊数もかさむし、と迷ってしまい。 あちこちの古本屋で見つけては読んで、ほぼ読了してしまったのですが、やっぱり面白いんですよね、これが。結局欲しくなっちゃって。 ところが、全巻揃っているのを見つけると給料日前だったり、あんまり状態がよくなかったり。 いっそ新刊で買おうか(いえ、作者さんを応援するためにはその方がいいに決まっているのですが)、でもフトコロ具合は大いにキビシイし(-_-) そんなこんなの昨日、一冊105円のを見つけてしまいました。10巻中の五冊ですが。 状態も悪くないし、これは買いでしょう? というわけで、しっかりゲットしてきました(^_^) 山岸さんって、初めて正しいトウシューズを描いた人です、たしか。 それまでは、足の甲にバッテンがあったらトウシューズ、みたいないい加減なもんでした。 アラベスクの連載が始まった時は、ぶっ飛びました。それまでの少女漫画のバレエと、明らかに一線を画してました。(リアルタイムで知ってるあたり、トシがバレバレですな) それもそのはず、山岸さんってバレエの経験者だったんですね。 そして現在、レッスンを再開して苦労と楽しみを味わっていらっしゃるようです、後書きによると。 ところで、テレプシコーラの感想をちょっと探してみたところ、面白いのだけど、絵がね? という人がちらほらいました。 もともと、気合いの入った絵とそうでない絵の落差が激しい人でしたが、年を経て細かいところを見るのが辛くなった、かららしいです。 私の回りでも、眼鏡を使い分けていたり、コミックスを思い切り離して読んでいたり、致し方ないとはいえ、ちょっと寂しいかも(^^;) スポンサーサイト
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